幼稚園・保育園で絵本の注文リストが配られると、どうしても気になって迷ってしまうのが科学絵本。毎年、どの科学絵本が良いか迷います。昨年も迷って、キンダーブックしぜんを購入しました。各社の科学絵本がダンゴムシの特集を手に入れたので、比較するには絶好の機会と思って比較してみました。
科学絵本で有名なのは3つ。
なお、ワンダーしぜんランドは未入手なので写真はありませんが、上記URLから2017年4月号試し読みが見ることができ、丁度、ダンゴムシなのでご覧下さい。
内容
何故丸まるのか
ビッグサイエンス
キンダーブックしぜん
説明なし。
ワンダーブックしぜん
敵から身を守るために丸くなるとの記載がある。
餌
ビッグサイエンス
キンダーブックしぜん
ワンダーしぜんランド
落ち葉、にんじん、キュウリ、煮干し、リンゴを食べるとの説明がある。
脱皮の様子
ビッグサイエンス
キンダーブックしぜん
ワンダーしぜんランド
脱皮後の写真と殻を食べている写真あり。
厚さの比較
まとめ
ビッグサイエンス
- 写真が大きいのでものすごい迫力がある。
特に脱皮の様子は見開きいっぱいを使って解説。まず体の前半分だけ脱皮した後、後ろ半分を脱皮することまで説明されている。 - 言葉での説明は少ないものの、ビジュアルで説明している。
- 3〜5歳の子どもが好むような構成になっている。
- 年間企画に電車・乗り物が入る。
- 雑誌が大きいので保管場所に困る。26cm×30cm。
- ハードカバーではないので耐久性はない。
- 1冊420円
- 基本は幼稚園を通して購入。ただし、アマゾンでも販売している?
- ヤフオク・メルカリでの流通が少ない。
キンダーブックしぜん
- 写真がきれい。
- 説明が多いので、小学生になっても簡易図鑑的に利用できる。
- 逆に、3〜5歳の子どもには難しく感じるのでは?
- ハードカーバーなので耐久性は十分。
- 年間企画に乗り物なし。自然科学系に限られている。
- ダンゴムシの特集でワラジムシとの違いが書かれている。これを書くのであれば、何故丸まるのかを説明した方がよかったのでは?
- 1冊470円。
- ネットで年間購読ができる。
- ヤフオク・メルカリでの流通が多い。
ワンダーしぜんランド
- コンパクトに必要なものが掲載されている。
- ダンゴムシだけではなく、春の草花と蝶の特集記事がある。
- 1冊430円。
感想
ビッグサイエンスの写真の迫力は、子どもにインパクトがあるようで、実際に息子はビッグサイエンスの方が好きです。キンダーブックしぜんは少し早いような感じがします。
ビッグサイエンスは薄いですが、意外と情報量が多いと思います。ダンゴムシの脱皮の様子が大迫力の連続写真で解るのです。脱皮とはこういうことだと理解が進むような気がします。
他方で、写実的なキンダーブックしぜんも捨てがたいです。小学生まで使えるという親の下心をくすぐります。
でも、息子の今だけを考えると、ビッグサイエンスの方がいいのかなと思いました。
何故に4月号にダンゴムシが集中するのかわかりませんが、こどもちゃれんじでも、ダンゴムシが取り上げられていました。パパが色々迷って比較していましたが、息子は一番気に入ったのはこどもちゃれんじでした。恐るべし、しまじろう。