私は司法試験に何度も落ちた。壁にぶち当たってなかなか合格できなかったときに、師匠から言われた言葉が「ゆっくり一つのことを考えられれば、全部できるのじゃないか?」というものでした。
息子の算数教育をどうするのか。算盤を始めさせるか、公文にするか悩んでいたときに出会った、どんぐり倶楽部。衝撃を受けました。ゆっくり考えることが提唱されているのです。
はっきり言って、HPはカオス。必要な情報にたどりつけません。グーグルなんて無視のロックな態度は大好きなんだけど、やはり読みづらい。そこで、糸山泰造先生の12歳までに絶対学力を育てる学習法を読みました。

12歳までに「絶対学力」を育てる学習法―すべての教科に役立つ万能の思考力を伸ばす
- 作者: 糸山泰造
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2007/09/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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衝撃を受けた内容のまとめ
- 12歳頃までに思考の刈り込み時期がくる。思考の刈り込み時期とは、脳の回路の中で良く使う部分は残され、よく使わない部分は捨てられてしまうという現象のこと。
- 12歳までに高速計算、大量反復計算学習、大量暗記等をやると単純思考回路だけが強化された脳となってしまう。
- 感味力*1を守り、視考力を活用すること。
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視考力とは、文字や言葉といった記号を引き金にして、視覚イメージの再生・操作・選択をする能力で、とくに言葉から明確なイメージを再現する練習は、万能力である視考力という絶対基礎学力を育てる。
情報が整理されていない*2ので、理解はできないが、とにかく、公文、算盤は12歳までは避けるべきであるということが解った。