突然、息子から「お父さんの好きな戦いはなに?」と聞かれた。
衝撃を受けた。「好きな武将は何?」なら、「織田信長!」「真田幸村!」「島津義弘」と準備はできている。しかし、動揺したのは、いきなり好きな戦いのことを聞かれたからである。
息子は、もともとニンジャゴーが好きなので、忍者に興味があった。昨秋に行った名古屋城で見た忍者ショーで歴史が好きになってきた。
GW前に京都の映画村に行って、忍者ショーを見たところから、歴史好きが加速した。秀頼を守る猿飛佐助と服部半蔵をテーマにしたショーだった。
私が「うーん、大坂冬の陣、夏の陣かなあ?」と答えると、「大阪冬の陣、夏の陣のお話しして〜」という返事が返ってきた。
私が簡単に話をすると、息子が「大阪冬の陣、夏の陣の詳しいお話して!」と言われた。しょうが無く、関ヶ原からの流れを説明した。真田幸村には真田十勇士がおり、その中の一人が猿飛佐助だ!等と虚実を交えて、ショーと矛盾しないように話をしたのであった。
それから連日、日本の歴史図鑑をめくっては、「長篠の戦いの詳しいお話して〜!」、「関ヶ原の戦いの詳しいお話をして〜!」とねだるようになった。
我が家で使っている歴史の図鑑です。写真や図解が豊富なので、年中さんでも理解できそうなイメージで買ってみました。
連日の息子の質問に答えるべく、お父さんは、高校の時の歴史の教科書を取り出してきたよ。