パパHACK

理科系でバイリンガルな息子に育てたい。レゴ、クレファス ピグマリオン、朝倉算数道場、ワールドワイドキッズ、ORTで知育教育。

ピグマリオン第1グレード終了

ピグマリオン第1グレードが終了しました。2018年の2月にスタートをして、9ヶ月経過(2ヶ月中断していました。)。

 

この記事を読んでいる方は、ピグマリオン!と連呼している私の息子がどのようなレベルになっているのかが興味あるのではないかと思う。そこで、現在の息子(4歳7ヶ月)がどんな状態になっているのかを書いてみたい。

ただ、誤解のないようにしておくと、教室の進度的には、第1グレードは本来であれば3歳11ヶ月までに終えるレベルであるが、息子は3歳10ヶ月から始めているので、1年ぐらい遅れています。おそくなってもピグマリオンを知ることができて良かったと思っている。これがなければ目の前の結果が欲しくて、公文を始めていただろうから。

 

それでは発表します。

 じゃーん!!

 

1〜5までの足し算と引き算。
1〜100までの数の認識と数唱。
図形3種(正方形、長方形、正三角形、直角三角形、円)の認識。直角の意味。

 

え?

え??

約10万円をかけてこれだけ?と思うかもしれない。私もそう思わないこともない。

しかし、1+1=2であることを息子に1度も教えていない。ピグマリオンのカリキュラムに沿って、何度も試行錯誤を繰り返していたら、息子は自然に、しかも何の前触れもなく突然にできるようになったのだ。

  

1+1=2を教えることの恐怖については以前にも書いた。

 

 
1+1=2であることを教えていないが、1個と1個が、1匹と1匹が合わさると、2個、2匹になるということは理解して話してくれるようになった。あざとく、1+1=2というようなことを徹底反復して暗唱させたりしていない。

 

シナプス刈り込みに備えて、単純暗記しかしていないような子供に育って欲しくないのだ。

シナプス刈り込みとは、必要なシナプス結合だけが強められ、不要なシナプス結合は除去される現象である。発生、発達期の動物の脳内ではある段階になると神経結合(シナプス)が形成され始める。生後間もない時期の動物の脳では、過剰にシナプスが形成され、その密度は成熟動物でみられるよりもずっと高い。生後の発達過程において、このうち必要な結合だけが強められ、不要な結合は除去されて、成熟した機能的な神経回路が完成する。この過程は「シナプス刈り込み」と呼ばれており、生後発達期の神経回路に見られる普遍的な現象であると考えられている。

シナプス刈り込み - 脳科学辞典

要するに、使わない回路は捨て去ってしまうということで、小学生の頃に公文や百マス計算のような単純計算を大量反復してしまうと、単純計算の回路は増強され、いわゆる文章題が解けなくなってしまうのだ。

1+1=2と覚えなくても、ピグマリオンの教具を使って実感で2と感じ取ってくれている点では大正解だと思う。この9ヶ月、途中中断した2ヶ月を除いても、息子はよく頑張ってくれたと思う。これからもパパと実感算数の旅を続けていくぞ!と決意を新たにした。ヌマーカステンやウッディブロックやドット棒を辛抱強く、使った。

 

この頃の子供の能力はいきなりステージが上がることはよく分っているのだけれど、何度も説明して、本人が分ったような言動をしていても、数日後に同じ事を聞いてみると全く分っていないことが判明して落ち込んだ。この落ち込みは子供にも伝わるから、子供がっかりきて、ピグマリオンが嫌いになったこともあった。

 

ただ、自宅でやるというのは子供にもどこかしら甘えが出て、遊んでしまって全く進まないということも何度もあり、正直にいえば外注できるような首都圏は羨ましい!と持ったのも事実です。地方はこういう点では厳しいね。

と思っていたら、私が住んでいる地域にもピグマリオン教室が開講されるという不確定情報が公式ブログに掲載されていました!

 

何故、今、こんなにもピグマリオンに熱くなっているのか解らないけれど、小学1年生でこの本6冊を3ヶ月で終えることができるようになる子供もいるのだから(おそらく教室のMAX値だろう。)、しばらくはピグマリオンを信じて息子とコツコツやっていこうと思います。

わかって楽しい算数教室 全6冊

わかって楽しい算数教室 全6冊